【髪質改善】全般と【正しいホームケア】

髪質改善とは?髪質改善トリートメントとは?一般的な髪質改善メニューの徹底解説!!

ここ数年で、そのメニューや専門の美容室も増えてきている『髪質改善トリートメント』

なんとなく髪が綺麗になりそうですが、

  • 「髪質改善って何なの?」
  • 「実際は何をするの?」
  • 「試したてみたいけど、種類が色々でよく分からなくて迷う。」
  • 「髪質改善をやった友達が”すごく良い”って人と、”あんまり持たなかった”って人がいる。」
  • 「むしろ傷んだ。。」

など不安や疑問をお持ちの方も多いでしょう。

この記事ではそんな『髪質改善』への疑問をどこよりも徹底解説していきます!

髙橋
髙橋
髪質改善美容室WhiteFoxHair横浜を運営する髙橋と申します。

WhiteFoxHair横浜は、
髪質改善を得意とする少しマニアックなヘアケア特化美容室です。

日本とイギリスでの計20年以上の美容師キャリアと
これまで約36000件以上の多様な施術経験から学んだ知識で、
皆さんの疑問に責任をもってお答えしていきます!

あなたは今、ご自身の髪質や髪の扱いにお悩みでしょうか?

大丈夫です。あなたの髪は、きっと綺麗になります。

正しいヘアケア知識を身に付けて効果的なケアをすればあなたの髪は変わっていきます。

この記事を読めば、現在サロンで行われている「髪質改善メニュー全般」の

  • 全体像
  • 基本的な事
  • メリット/デメリット
  • 髪質改善をする際の注意点

などをしっかり理解できるかと思います。

 

 

髪質改善とは?『髪質改善』の現状と正体

『髪質改善』とは?

美容室の『髪質改善メニュー』は

「お客様の悩みを解決して、髪を綺麗にする為のトリートメントメニュー」です。

クセやうねりをおさえたり、
「ダメージ補修」をして、

髪の【艶】と【質感】を
理想的な【綺麗な髪】に変化させる。

そして、それが持続する事で
【髪質が改善された】ように感じて頂くメニュー

というのが一般的な『髪質改善』の認識ではないでしょうか?

当店も然り。

 

『髪質改善』の現状

しかし、実際の所は
「髪質改善」という施術に明確な定義は存在せず
お店によって髪質改善の内容は異なります。

というか実際は、

髪質改善トリートメントを開発する「メーカー」や、(大半の)美容師さんも

「髪質改善の実態」をつかみきれていないのが現状です

ですので、
ネットで検索すると様々な「髪質改善」と様々な「理屈」が見受けられますよね? 中には怪しい?ものも…

 

髙橋
髙橋
ネットの情報の大半は、
お客様に分かりやすく+集客につなげる為に、

正しい科学」より

分かりやすいインパクト」を重視しています

【インパクト】というか
【不安を煽る】て感じですね。

「髪質改善」関連でいえば

「髪質改善で縮毛矯正いらずです!」

「酸性だから傷まない!」

などをよく見かけますが、
どちらも誤解を招く表現で、正しくはありません。

しかし、
確信犯的に大げさなマーケティングを仕掛ける人間
その情報をつかまされる人間がいる現実は
業界内でも、一般社会でも一緒なんです…

あなたが【綺麗な髪】を実現する為には
正しい知識」が必要です。

正直、面倒な世の中ですが、

「お悩みの解決を期待して美容室に行っても、
思うような結果を得られていない…」

という事態を避けるために、
ほんの少しでも『めんどくさい科学』にふれて頂く事が、
【綺麗な髪】を手にいれる近道になるかと思います

まずは現在、よく見る『髪質改善』の相場、施術時間、特徴などをざっくり解説していきます。

 

一般的な『髪質改善』メニューの値段と種類別の特徴

 

「髪質改善」メニューのお値段は
各メーカーやそれらを取り扱う美容室により様々で、
調べてみるとやはり価格相場は幅広く、

約¥8000~¥30000程度まであります。

 

髙橋
髙橋
値段がすべてではありませんが、
効果的な施術を受けたいのであれば
あまり安いお店はおすすめできません

総合的に見て

かえってコスパが
悪くなることが多い」ので、

この記事を参考にご自身に合った
「美髪ケア」を見つけて頂ければ幸いです。

 

一般的な『髪質改善』の施術工程

『髪質改善』の施術工程も様々で、

基本的には、
それぞれの美容室が採用する【メーカー】
マニュアルに準じて行われます

【メーカー】によりけりですが、
マニュアルの中に数種類の「薬剤」が用意されており、それらを使い分けることで「髪質の違い」に対応させたりしています。

施術工程も、メーカーによりけりになりますが、

大半の『髪質改善』は

アイロンなどの【熱】による
【脱水縮合】という反応を利用して
【成分】を髪に定着させていますので、施術の流れは

  1. シャンプー
  2. トリートメント剤塗布(メーカーにより1~2種類)
  3. 15~20分放置
  4. トリートメントお流し
  5. ドライ・アイロンで完成

だいたいこのような工程で『アイロン仕上げ』で完成になります。

髙橋
髙橋
オイルなどの【仕上げ剤】と【アイロン】で仕上げれば、誰でも簡単に

「サラサラで艶々のストレートヘア」になります。

【薬剤の反応】の為なので
ある程度は仕方ありませんが、

インスタや、HP上の画像や動画の

【艶髪詐欺】

などに使われますので
気を付けましょう。

『髪質改善の施術直後』の画像より
『施術~数か月後』のような
画像/動画をチェックするのが大事かと思います

 

代表的な『髪質改善』の種類とその特徴

現在、よく見られる『髪質改善』を
大まかに種類を分けて

  • 効果
  • 持続性
  • メリット・デメリット

を解説します。
目安として頂ければ幸いです。

表の目安

ダメージケア 傷んだ髪にどのくらい効果があるかを
【1】~【5】段階で評価します
エイジングケア 加齢毛/エイジング毛にどのくらい効果があるかを
【1】~【5】段階で評価します
持続性 トリートメントの効果がどのくらい持続するかを
【1】~【5】段階で評価します
ストレート効果 くせ毛改善にどれくらい効果があるかを
【1】~【5】段階で評価します
メリット・デメリット メリット・デメリットと簡易的な解説をします

 

システムトリートメント系

TOKIO/ラメラメ
oggi otto(オッジィオット)Aujua(オージュア)など

ダメージケア 効能評価【2~3】
本質的なダメージケアには足りないが、ハイダメージでなければ十分
エイジングケア 効能評価【1~2】
エイジングケアには少し力不足気味。質感は良くなる
持続性 効能評価【1~2】
仕組み的に『髪と結合性』が弱いため、持続は心もとない
ストレート効果 効能評価【1】
特に髪の形状を変化させるものではないが、髪ダメージの種類によっては効果が見込めることも…
メリット・デメリット 従来のサロントリートメントとシステム的には大きく変わらない為、
今までのトリートメントよりも少し持ちが良いくらいだが、
そのぶんダメージリスクはほとんど無く、気軽に(髪の状態に合えば)質の良いケアができる。お値段的にも試しやすい。

 

水素?系

ミネコラ、ウルトワなど

ダメージケア 効能評価【3~4】
柔らかでしなやかなハリ感、潤いなど、「質感」が特筆して良い。
ハイダメージは厳しいか…
エイジングケア 効能評価【3~4】
エイジングケアにも相性が良い場合が多い。
持続性 効能評価【2~3】
『髪との結合方法』が正しくないかも?正しくすれば持続も良い。
【水素】は髪にあまり関係ありません。【水素】に関して大事なのは【気持ち?】です。
ストレート効果 効能評価【2】
特に髪の形状を変化させるものではないが、正しい結合をできれば【結合性】は高い。髪ダメージの種類によっては効果が見込めることも…
メリット・デメリット 正しい結合をできれば【結合性】は高く、持続性、質感も良い。
特に柔らかなハリ感と潤いが感じられる。
ダメージリスクも少ないが、
【水素は感じろ!】がネック。
どちらかというと「コラー〇ン架橋によるトリートメント」です。

 

~プレックス系

ファイバープレックス、オラプレックスなど (クセは伸びない)

ダメージケア 効能評価【4】
ダメージ補修力が良い 健康的なハリコシが出る
エイジングケア 効能評価【3~4】
エイジングケアにも効果的だが、「硬く、ガサガサした質感」は取れない。
持続性 効能評価【3~4】
『髪と結合性』が高く、持続性も良い。
ストレート効果 効能評価【1】
特に髪の形状を変化させるものではないが、髪ダメージの種類によっては効果が見込めるかも…だが扱いやすくなる程度
メリット・デメリット ダメージ補修力が高く、
持続性も良いが、髪の表面の質感を変えるものではない為、
手で触れても「ハリコシ」くらいしか感じないかもしれない…

大きなデメリットは無いのもメリット

 

酸熱系/微還元系

グリオキシル酸系 サイエンスアクア ブラジリアン(ケラチン)ブローアウト (少しクセ伸びる)

ダメージケア 効能評価【4】
正しく使えばダメージ補修力が高い 健康的なハリコシが出る
エイジングケア 効能評価【3~4】
正しく使えばエイジングケアにも効果的だが、「硬く、ガサガサした質感」は取れない。
持続性 効能評価【4】
正しく使えば『髪と結合性』が高く、持続性も特に良い。
ストレート効果 効能評価【2~3】
正しく使えば「髪の形状を固定」する性能がある、髪ダメージの種類によっては効果的に使えるが、「縮毛矯正」のように「クセを伸ばしきる」事はできない。
メリット・デメリット ダメージ補修力が高く、持続性も良い。上手く使えば「ストレート効果」も狙えて、「艶感」も強い。
しかし、大人の事情で『正しい使い方』がしづらい
事情を知るケミカル達人に頼むのが吉。
さもないと
「ダメージになる」か、
「効果があまり感じない…」の二択になることが多い

 

矯正系

髪質改善+縮毛矯正など (クセ伸びる)

ダメージケア 効能評価【3~4】
上手く行えばダメージレスどころか、(見た目が)キレイになる。
エイジングケア 効能評価【3~4】
上手く行えばエイジングケアにも効果的
持続性 効能評価【5】
「ストレート」で良ければ、一度かけた所は【半永久的】に持続する
質感、艶感も持続性は高い
ストレート効果 効能評価【5】
どんなくせ毛やうねりでも綺麗に「ストレート」にできる
メリット・デメリット 「ストレートスタイル」であれば、質感、艶感、持続性も含めてこれ一択
見た目も一番キレイになりやすいが、美容師の技術、知識の差が一番でる。
しかし、他の施術よりも「髪に負担がかかる」のも事実
数か月後、ダメージが出てくることも…
逆に、上手く行えば後からダメージが出てくることもない。

 

その他の髪質改善

ケラチントリートメントなど

【メーカー】によって様々な種類があり、
【一般的な髪質改善】にてメインで見かけることが少ないので

それぞれの『【メーカー品】の髪質改善』の効果や仕組み、
デメリットなども、種類別に分けてレビュー記事を作成したいと思います。
少々お待ちください…

 

次は、現在よく見かける『髪質改善トリートメント』とその深淵をえぐってまいります

その前に基礎知識…

あなたの髪の状態が「綺麗」じゃない時、
髪はどういった状態なのか?

 

綺麗ではない時の髪の状態とは?『髪質改善』の前に

 

先ず、健康な髪は本来「疎水性」であり、
水をはじき、硬いものです
⇧実は、疎水性が高いと濡れるとキシキシ」して、
乾くとサラサラ」します。例えば小さなお子さんの髪がそうですね。

髪が傷むとヘナヘナして「親水性」になり、
水を含みやすくなります
⇧ダメージ毛の方がドライヤーの時間がかかるのはこのためです。
乾くとバリバリになりますが…

ダメージ毛だけでなく、
加齢からくるエイジング毛なども同じです。

【扱いにくい髪】は

  • 髪の脂質
  • アミノ酸
  • タンパク質(主に疎水性のケラチン)

が欠損してる状態です。

そういった状態ですと、
髪が「親水性」になってヘナヘナ⇩

  • 毛髪内部/外部が流出して乱れる
  • 隙間が空いてスカスカになる
    (ダメージホール)
  • 隙間がひしゃげて変形する

これが

  • パサつきやうねり
  • 艶が出ない
  • まとまらない
  • 広がり

など様々な症状に繋がってきます
(本当はもう少し複雑で、症状によっても違いますが…)

 

では『サロントリートメント』などは
どんな仕組みで髪を綺麗にするのか?

 

美容室の『トリートメント/ヘアケア』って何をしてるの?

 

「トリートメント」の正体は
「ダメージやエイジングなどで乱れた髪」を
疑似的に「健康毛」と同じような状態にする事です

簡単に説明しますと、

ダメージ毛/エイジング毛 トリートメントの目的/対応
親水性 疑似的に疎水性にする
水を含みやすい 疎水性によせて水をはじく
ヘナヘナでコシが無い 内部を充填してコシが出る
内部スカスカ(ダメージホール) 内部を疎水物、タンパク質、脂質、アミノ酸で埋める
外部(キューティクル)の剥離 疎水性の被膜を作る
隙間がひしゃげて変形 隙間が埋まるのでひしゃげない

こんな感じで
右側の「ダメージ状態」に対して
右側の「トリートメント」で処理して
健康毛」と同じような状態に近づけます

これが実際の
全般的なトリートメントのしている内容で、

「今までのトリートメント」も
「髪質改善」も基本は全て同じです。

では『髪質改善』の効果と
今までのトリートメントとの違いは何でしょう?

 

髪質改善の効果は?今までのトリートメントとの違いとその秘密

全般的な『髪質改善』の効果ですが
『今までのトリートメント』に比べ、以下のような効果があります。

  • 艶感、質感の変化が大きい
    (よりツヤツヤ、サラサラなどが可能)
  • より持続性が良い
    (持ちが良い)
  • クセやうねりが収まる
    (一部の髪質改善のみ)

髪の艶+質感(手触りなど)+持続性が合わさり
より「髪質が変わる」ように感じるわけです。

 

髪質改善が効果が高い理由とは?

「髪質改善」に使われる【成分】が
今ままでの【成分】と比べて、
髪の毛に【結合/架橋】する事が理由です

【結合性/架橋性】が高いと…

  • 髪への【成分の定着量】が多くなる
    (艶感、質感の変化が大きくなる)
  • 髪への【成分の結合】が強い
    (より持続性/持ちが良い)
  • 髪への【成分の固定力】が強い
    (クセやうねりをストレートで少し固定できる)

引用元:資生堂
(*資生堂さんの【酸熱トリートメント】です)

実感できる持続性は
平均で1ケ月~2か月でしょう。

繰り返し施術することで
髪の内部に「結合」を増やして、

効果と持続性を強固にすることも可能です

 

それでは逆に、【今ままでのトリートメント】はというと

【栄養】などの成分が髪のどこにも【結合/架橋】しません

*その代わり、

  1. 【栄養などの成分】が
    『小さいサイズ』で毛髪内部に浸透
  2. 浸透後に
    『成分同士でくっつく化学反応』
  3. 最初に浸透した時よりも大きなサイズになり
    成分の流出を防ぐ
  4. 『髪の表面をコーティング』して、
    流出防止】+【質感作り】+【艶感作り】

といったシステムで持続性を高めていたりしてます。

つまり、『髪質改善』と『今までのトリートメント』の最大の違いは

毛髪との【架橋性が有るか、無いか】
という事です

 

これまでサロンでトリートメントをしても

「やってもすぐ効果が無くなる…」

などと感じられた方も多いのではないでしょうか?
持続性は平均で~約2週間くらいですかね?

まとめますと、

『髪質改善』は
架橋による結合性あり】

『今までのトリートメント』は
架橋性が弱い、又は無い】

『髪質改善』は
髪の内部と外部、
どちらにも補修成分がより強固に

より多く残ることで

  • 効果/変化が大きく
  • 持続性が良い

という事です。

髙橋
髙橋
しかし、同じ「髪質改善」でも
使用する成分によって

「髪との結合の強さ」
「結合する場所」
「結合後の成分の特性」

が違います。
それらも適材適所で使用しないと意味がありません

どうしても
この成分が最高です!
なんてことにはならないのが現実です。

次に、「髪質改善」の最大の特徴である
「架橋」について解説していきます。

 

「髪質改善」最大の特徴「架橋」とは? なぜそんなに髪に効果的なのか?

「髪質改善」の最も特徴的なものが
「架橋/結合」です。

「架橋」とは、

髪の毛の【縦に並ぶケラチン繊維】に対して
【架橋剤】が【横軸で橋を架けるようにつなぐ】
ようなイメージです。

加えて説明しますと、

髪の毛は主に【ケラチン繊維】の集まりなのですが、
このうちの一本の【ケラチン繊維】は【アミノ酸】がたくさん集まってできています。

このアミノ酸の部分に『架橋剤』がくっつきます

髪の中の「ケラチンとケラチンの間」を
「架橋(橋を架ける)=くっつける=結合」します。

例えば、髪のケラチン繊維を【骨】だとして

【骨折】したところが
【ダメージしたケラチン繊維】だとしますと、
【架橋剤】は骨折した所を繋ぐために使います

骨折したケラチンの【ギブス】や
【接着剤】のようなイメージで
「架橋」が「ダメージ補修」を担います

また、大半の【架橋剤】は反応後に
【硬く】なります。この【硬さ】が
【弱って軟骨のようになったケラチン】を補強して、
髪を硬くして、
「ハリコシ」や「疑似的に健康毛にする」
ような効果をだします

そして、大半の【架橋剤】は
【熱で脱水】すると【固定】されます。
この時、乱れたケラチン繊維を
ストレートアイロンの熱で
「真っすぐの形で固定」する事で、
「クセやうねり」をおさえる補助になります

 

髙橋
髙橋
【アイロンで熱を加える】って、ダメージにならないの?
とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

おっしゃる通り、
正しく見極めての施術が必須です

基本的には
「髪の熱ダメージ」は
「タンパク質の熱変性」ですので、

【変性抑制剤】なども
使用しますが、「抑制剤を使えば安心」ではありません。
【見極め】が重要になります。

しかし、ホームケアでも
髪を完全に乾かす」ことは
美髪」の必須条件です

髪に「余計な水分は不要」ですので、アイロンも適材適所で
【美髪ケア】に使えます。

この辺もまた別記事で詳しく説明したいと思いますので、少々お待ちください…

  • 『髪の毛の保湿、水分の真実。「結合水」とは?』執筆中
  • 『トリートメントは傷みます!?ヘアケアの考え方。本当に髪を綺麗にしたい方へ。』執筆中

いずれにせよ、
きちんとした知識と技術が必須で、
そうでなければ「髪質改善」の効果は

持続しないどころか

逆に髪を傷めて扱いづらくなる事もあります
(詳しくは後述…)

続いて、
「架橋」する成分、「架橋剤」の仕組みついて深堀していきます。

 

「髪質改善」で良くみる「架橋剤」とは?「架橋剤」の秘密

【架橋剤】によって

  • ダメージ補修
  • ハリコシ
  • クセ伸ばし

の効果が高いことを前項で説明しましたが、
現在、『髪質改善トリートメント』でもっとも多く見られる成分は【酸】ではないでしょうか

  • 酸熱トリートメント
  • オラプレックス
  • ファイバープレックス
  • サイエンスアクア
  • アシッドシェイパー
  • ハリスノフ

などの解説でよく見かける

  • グリオキシル酸
  • レブリン酸
  • マレイン酸/ジマレイン酸

などなど…

全て【酸】を使った施術です。

各種【酸】によって
艶感やハリコシ、定着感などが違いますが、
「架橋理論」自体はだいたい一緒なので
まとめて分かりやすくしていきます。

 

しつこいようですが…
健康な髪は本来【疎水性】といって水をはじき、硬いものです。

髪が傷むとヘナヘナして【親水性】になって、
水を含みやすくなります。

そして、【酸】は

  • いろんな所にくっつきやすい性質
  • 疑集/収斂(しゅうれん)して結晶化する性質

があります。

これら

「酸の特徴」

「架橋」

「傷んだ髪の毛」を組み合わせると…

ダメージ状態 【酸】の性質 【架橋】の効果
親水性 疎水性が高い酸を
くっつける
疎水性が高い酸が
架橋する
水を含みやすい 疎水性が高いので
水をはじく
疎水性が高いので
水をはじく
ヘナヘナでコシが無い 【酸】が
髪の繊維を引き締めて
「ハリコシ」が出る
【架橋】で
緩んだ繊維を繋いで
「ハリコシ」が出る
内部がスカスカ
(ダメージホール)
【酸】が
結晶化して

内部補填してくれる
【架橋剤】が
固まり

内部補填してくれる
外部(キューティクル)の
剥離
【酸】が
キューティクルごと結晶化して【艶】が出る
【架橋】が
キューティクルを接着して【艶】が出る
隙間がひしゃげて変形 【酸】が
結晶化して
「髪の形」を固定する
【架橋】が
固定されて

「髪の形」を維持する

【酸】が【架橋剤】として働くのが分かりやすいかと思います

これがおおまかなの「髪質改善」の内容で、
基本はどの「髪質改善」も一緒です

そして、【酸】にも色々種類があり、それぞれ

  • 「髪との結合の強さ」
  • 「結合する場所」
  • 「髪へ与える質感/艶感」

などが違います。

こんなイメージです。

  • 右側が【酸】による【架橋】の違いです。
    ダメージ度合いとは関係は無く、
    適材適所での使用が望ましいです。

左側は無視してください…

 

髙橋
髙橋
【酸】以外の【架橋成分】もあり、それらの方が良い利点もありますが

結局『適材適所』になります

当店も
【酸】も【酸以外の架橋剤】もどちらも使います

【酸以外の架橋剤】は
現在少数派なので、
個別の『髪質改善』の記事などで徹底解説させて頂きます。

 

次は、同じ『髪質改善』でも
【クセが伸びる】ものと【クセは伸びない】ものがありますので
それらの違いを解説していきます。

 

髪質改善でクセやうねりが伸びる?

*画像のネタが尽きてきました
基本的に『髪質改善』では

「根本的にクセを伸ばすほどのストレート効果」はありません。

【クセ】が伸びても、
その【ストレート効果】は約3週間くらいです。

【トリートメント効果】は
繰り返し施術することで
髪の内部に【結合】を増やして、
効果と持続性を強固にすることも可能ですが、

【ストレート効果】の持続性は重なりませんので、
何度重ねても、約3週間くらいです。

※よくインスタなどで見かける「艶髪」動画は
アイロンで綺麗にストレートにした直後です。
(『髪質改善』の注意点に後述します。)

あくまで、クセが扱いやすくなる程度と認識して頂いた方が良いかと思います。

『髪質改善』でクセやうねりが取れる理由は、
【架橋剤】の【架橋】による

『髪の形の固定』です。

”ストレートでいたい【架橋成分】”と
”元に戻りたい【髪の元々の結合】”の闘いが、髪の内部で行われます。

現実は、【架橋】による【固定】だけでは
『髪をストレートにする効果』は強くないのが現実です

*例外で、
「ある程度のダメージ毛」や「軟毛/細毛のゆるいくせ毛」など

【元々の髪の形の力】が弱い状態を、
【固めた架橋剤の固定力】が上回った場合にのみ

「クセを伸ばす効果」も高くなります

ネットなどで

  • 「強い癖や剛毛の方は効きにくい事があります。」
  • 「髪の傷んでない方には効果が分かりにくい事があります。」

と書いてあるのは上記の理由からです。

また、「クセを伸ばす」力はなくとも、
スカスカの髪の内部と外部を補填すれば、
おさまりは良くなります

そういった効果を、

ネットでは

「髪の内部の水分バランスが整うと…」

「髪表面のキューティクルが整う事によって…」

などと表現してます。

つまるところ、
「ダメージ毛」や「軟毛/細毛のゆるいくせ毛」などの場合は

「ストレート効果」を期待しても良いと思います!

*ただし、「縮毛矯正」とは違いますので、
「半永久的」なストレート効果は望めません。

 

『クセが伸ばせる髪質改善』はある?『クセが伸びる』秘密

『クセが伸びる髪質改善』はありますが、
それには秘密があります。

『クセやうねりが伸びる』髪質改善メニューの秘密は

【髪質改善】に【縮毛矯正】の要素を取り入れてメニュー化されている

という事です。

 

”髪質改善反対派”の美容師さんからは

「髪質改善は”弱い縮毛矯正”だ!傷むぞ!」

という意見も見られます。

少し極端過ぎる思考ですが、
半分は正解です

なぜなら、『髪質改善』は

あくまで「髪の形を固定」する結合を
髪の内部に少し作るだけですので、

「元々の髪の結合(s‐s結合など)」を外さないと
【クセ】を伸ばしてそれを持続させることは
不可能だからです

 

そこで、
「元々の髪の結合」を外すために、
【縮毛矯正】の要素
が必要になってきます

縮毛矯正は

  • 髪の結合(s‐s結合)を外す
  • 髪のタンパク質を変性させる
    (その他の結合を緩める)

の二つの作用で髪の毛の形を
【半永久的】にストレートにしています。

『髪質改善』に取り入れる【縮毛矯正】の要素とは

  • 髪の結合(s‐s結合)を少しだけ外す
  • 髪のタンパク質を少しだけ変性させる

この2つの事で、
これらの内どちらか、又は双方が
必ず必要になります

「縮毛矯正」ほどの影響がでないよう、バランスを取りながら

髪の形をほぐす+【架橋剤】での髪の形の固定

を組み合わせて【クセ】や【うねり】を伸ばしています。

※正し、これも「縮毛矯正」とは違いますので、「半永久的」なストレート効果は望めません。

ちなみに、
「ハイダメージ」
「加齢による髪のチリつき」など
髪の状態が深刻なほど、

  • 髪の結合(s‐s結合)を少しだけ外す
  • 髪のタンパク質を少しだけ変性させる

といった、

「髪の繊維を”ほぐす”」事をしないと
髪は綺麗にならなかったりします

【深刻な状態】とは、「髪の繊維」が
繊維同士でくっついて固まっている状態です。

例えると、

  1. 雑巾を絞って
  2. そのまま絞った状態で自然乾燥
  3. 翌朝、雑巾が『バキバキ』

のような状態です。

症状によりけりですが、
「トリートメント施術」よりも、

少し【髪を変形】させる力を加えた方が綺麗になる場合が多々あります

これらのメニューは

  • 『微還元~』
  • 『髪質改善~プレミアム』
  • 『~ストリートメント』

などの名前でメニュー化されている事が多いですが、メニュー名は美容室によりまちまちで、
シンプルに『髪質改善』としか表記していないけれど、
上手く【髪の繊維ほぐし】を取り入れている美容師さんもいらっしゃいます。

見極め方が難しいかもしれませんので詳しくは
後述の「QandA:髪質改善を失敗しないために」で解説します。

 

綺麗なストレートにしたい方は「髪質改善・縮毛矯正」

クセや、うねりを
【半永久的】に綺麗なストレートに伸ばしたい方

『髪質改善/縮毛矯正』という
潔いメニューがオススメです。

こちらは完全に
【髪質改善】と【縮毛矯正】の合わせ技で、
今までの縮毛矯正よりも

  • 自然なストレート感
  • 柔らかな質感
  • 綺麗な艶感

などを、長期間維持できます。

もちろん『縮毛矯正』ですので、一度かけたところは【半永久的】にストレートです。

『髪質改善』が『縮毛矯正』のダメージを…

『縮毛矯正』が『髪質改善』の伸びないクセを…

お互いが上手く補填出来る、
とても相性の良いメニューです。

 

次に、『髪質改善』をする際の注意点について

 

『髪質改善』をする際の注意点とデメリット

ここまで小難しく解説させていただいた通り、
『髪質改善』は少し複雑なメニューです。

ここでは『髪質改善』のデメリットや注意点を
解説していきます。

繰り返しになりますが、
『髪質改善』は正しい知識や理論が必要です。

「美容師なら、皆プロだからきっと大丈夫!」

というわけではありません。

同様に、

すべての【メーカー】が正しい科学で
『○○髪質改善トリートメント』を
美容室に卸しているわけでもありません

ですので、

  • 効果が薄い
  • 時には傷む
  • 「担当者」によって差が出る。

という現状が
何より『髪質改善』のデメリットでは無いでしょうか?

 

なぜ『髪質改善』は傷むのか?その原因は?

 

良く見かける『髪質改善』による傷みのパターンはこれらです。

パターン1:
【アイロンの熱焼け】でチリチリ

 

*美容師は
・【メーカー】の情報を疑わない性質
・【お客様】の為に頑張りすぎる性質
を合わせ持っています。

【メーカー】
「ウチの商材、クセ伸びまっせ。ダメージがレスでっせ。」

【美容師】
「ダメージがレス!オラ、クセ、ノバス!ガンガル!」

高熱のアイロンでガシガシと、
一生懸命「クセ」を伸ばそうとしごいた結果…

 

【髪の毛】
「え?死んだんですけど…」

 

このパターン多いです。

*全てのメーカー、美容師に当てはまるわけではありません…

 

パターン2:
【酸】でチリチリ

 

*美容師は
・【メーカー】の情報を疑わない性質
・【お客様】の為に頑張りすぎる性質
を合わせ持っています。

【メーカー】
「髪は【アルカリ】でやられまっせ、
【酸性】で施術すれば安全でっせ。」

【美容師】
「滅!【アルカリ】!酸性に賛成Death!」

髪のダメージレベルにより適切なph処理があり、
それを単純に【酸性】だけで推し進めれば…

 

【髪の毛】
「え?死んだんですけど…」

 

これも多いDeath。

【アルカリ】も【酸】も適材適所です

*全てのメーカー、美容師に当てはまるわけではありません…

この2パターンが圧倒的に多いです。

 

次に
「傷んだわけでは無いけど、言われてるほど効果は…」という感じるのは、何が起きているのでしょうか?

『髪質改善』をしたけど効果が薄いと感じた原因は何?

 

パターン1:
効果がよくわからなかった…

 

実は、世の中の大半の『髪質改善トリートメント』は

「効果」は弱いが、
「ダメージ」に繋がるリスクが少ない

といった作りになっています。

なぜなら、そういった作りの【商材】の方が

  • 誰でも簡単に施術できるため、導入しやすい
  • ダメージリスクが少ないため、クレームにもなりにくい

という利点があるためです。

【効果が薄くなる】原因

【酸】の特徴である
『収斂/引き締め』作用によって、

  1. 髪の表面のキューティクルを引き締める
  2. 成分が中に入るスキマが無くなる
  3. 髪の内部への浸透が少なく
    表面に多く付着
  4. 効果が薄い

というパターンが多いかと思います。

ただし、
「ダメージ毛」や「細毛」など

髪の繊維が弱く、
『初めから成分が浸透しやすい髪』
の場合
効果が出やすいです。

ですので、

  • 「傷んでる髪質ほど効果を発揮しやすい!」
  • 「効果が発揮しやすい髪質や状態があります!」

これ、HPやSNSによく書いてありますよね?

 

*「髪の繊維が弱い」状態で【強い酸】の使用すれば、「ひどいダメージ」になる場合があります。適切な処理が必要です。

しかし、
【酸成分】をあえて髪の「内部」に入れずに「外側」のみに効かせる事で
より安全に施術できるとも言えます

 

現在、『髪質改善』が流行している事もあり、

  • 「ダメージ」になりずらい
  • アシスタントなど誰が施術しても
    再現性が高い

といったメリットから、

  • そういった処方で製造する【メーカー】
  • それらを採用する【美容室】

も多いのが現実です。

そのメリットの為に、『効果』も薄くなってしまっていますが…

 

パターン2:
そもそもが「髪質、髪の状態」にあっていない


たとえ【奇跡の成分】であっても、

【その一つの成分】ですべての「髪のお悩み」を解決する事はできません。

  • 【~酸】が補修!
  • 【水素】で潤う!
  • 【ケラチン】がすごい!

などなど、
『○○成分を使用した××髪質改善』一本で
全てのお客様に対応することは不可能です。

あなたが美容室でする『髪質改善』が、
あなたの髪質や、状態に合った【成分/施術】ではないと…

「あまり効果を感じなかった…」

「すぐに効果が落ちた気がする…」

という結果になるパターンが多いです。

もちろん【メーカー品の髪質改善】でも、
様々な成分を配合して、たくさんのお客様に『最高の結果』が出るように製造しているかと思います、

その【商材】自体も、数種類の組み合わせの中から
『お客様の髪質』にあわせれるように作られている【商材】もあります。

 

また、【美容室】も
【メーカー】を選び

  • 【メーカー】から商材を学んで
  • 【講習】を受けて学んで
  • 【使い方】を工夫して

より「お客様」に喜ばれるように努力をしていると思います。

 

しかし、元々『髪質改善』という施術は

  • 日本のマニアックな美容師達による【美容ケミカル】と、
  • 海外で生まれた【ダメージケア成分/ストレート技術】

などが混在して、
【情報】や【薬剤/科学】が混沌としている状態です

美容業界全体が
『○○成分』にとらわれ過ぎていたり、意見がバラバラだったりしてます…

*フタを開けてみれば「新しい理論」や「新しい成分」など、「いや、昔からやってたやんw」となる場合も…

 

いずれにせよ、「髪」と「成分」がガッチリ合えば、

しっかりと『あなたのお悩み』を改善して、
【綺麗な艶髪】を手に入れられることも事実です

 

『髪質改善の現状』よくあるQ&A

Q. え、結局どれがいいんですか?

 A.あなたの現在の髪質や状態にもよります。大まかな目安としては 

  • リスクなく安全にキレイにしたい!
    定期的にサロントリートメント+ホームケアもしっかりしてる!という方は
    システムトリートメント系
  • ちょっと良いのがしたい!
    乾燥が気になる、
    しっとりしたい保湿重視!という方は
    水素?系
  • ダメージが気になる!
    細毛や髪が弱い気がする+ハリコシが欲しい!という方は
    ~プレックス系
  • ハリコシ+強い艶が欲しい+癖やうねりも少し気になる!という方は
    酸熱/微還元系
  • クセを綺麗なストレートにしたい!
    なるべく扱いが楽な方がいい!という方は
    縮毛矯正系

などを目安にして頂ければ幸いです。

髙橋
髙橋
【我こそはハイダメージ!】

トリートメントなど効いた事などないわ!
どうにかしたいわ!

という方は「正しい薬剤知識」を持つ美容室へ!

特に「酸熱/微還元系」や
「縮毛矯正系」は
施術者の「知識」「技術」により
効果に大きく差が出ますのでご注意を

 

Q.*超重要:髪質改善を失敗しないために。「髪質改善」を試してみたいけど、「担当者によって差が出る」?どうやって見分ければいいですか?

 

 A.難しい問題ですが、
ポイントとなるのは、
気になる美容室のHPなどを
良くチェックして【見極める】事でしょう!

注意点としては

  • 【極端に言いきる】ような物言い
  • 【年間〇〇人以上担当!】などのアピール
  • 【理論的】ではない施術説明

をしている所は避けて

  • 「傷まない!」など【言い切る】より、【丁寧な説明】なっているか?
  • 「年間担当数」より、【丁寧に時間をかけた施術】を受けられそうか?
  • 何いってるかよく分からないけど【詳しそう】

のような所を選ぶのがおすすめです。

例えば、

  • 「酸熱トリートメントはダメージゼロ!」
    ⇧やりかたによりますが、多少の負担はあります。
  • 「酸性なので傷みません!」
    ⇧酸性でも傷みます。
  • 「髪質改善で縮毛矯正やめれます!」
    ⇧どれくらいのストレート効果をお求めか?
    元々の髪の癖が無くなるわけでは無いので
    縮毛矯正ほど癖は取れません。
    *これ一番危険なセリフで、絶対ヤb…
    ゲフッ!(*´Д`)o=3=3=3 ゴホゴホオッ!!
  • 「髪質改善は
    トリートメントなので傷みません!
    でも縮毛矯正は傷みます!」
    ⇧「髪質改善」と「縮毛矯正」は
    【ボーダーレス】な技術です。

このように、

【極端に言いきる】ような物言いをしている所は
避けた方が無難かなと思います…

こういった物言いは、

見ている方に「インパクト」を与え、
【刺さりやすい】宣伝効果が高い伝え方です

現実はもっと複雑で
「ヘアケア」を知れば知るほど

  • 「言い切れない」
  • 「髪質や状態による」

というのが真実かと思います。

髙橋
髙橋
個人的には、
気になる美容室のHPなどを
良くチェックして

『年間○○人担当!』とかだと

「あ、時間かけずに施術してるんだなぁ…儲かりマンねん。」
とか思いますが、

『○○が××で、ネチネチネチネチ…』などの方が

「あ、ネチネチしてる。【科学チック】で【若干キモイ】なぁ。
でもちゃんとしてらっしゃるな。
上手いんだろうな。」
と安心します。
あと勉強になります。

業界目線ですね…
すみません。
でも、これくらい基準で
選んでいただいた方が
ホントに安心です。

 

最後に、また迷わせるようで申し訳なのですが、

いわゆる【艶髪達人】でも

「小難しい”ホントの事”言っても、
どうせ、お客さんには聞いてもらえないし…」

と表面上では
「インパクト重視」の宣伝をしている
場合もあります。

マーケティング上の効果が高いからですね。

しかし、そういった【本当の達人】は

  • 「理論が全てでは無い!」
  • 「現場主義!」

のような文言は
わざわざ表に立てません

『現場で結果を出すために、
【正しい科学】で整合性を取っているだけ。』
ですので、

変に小難しい【髪質改善】メニューを
「整合性」を取らずに
「現場」で行う方が怖いですからね…

ですので、
【艶髪の達人】の発信(HP/SNSなど)では

「インパクト重視」の発言もしながら
【理論】や【科学】を蔑ろにするような発言は皆無です。

こういった点を大事に
見極めの参考にして頂ければ
幸いです。

 

まとめ

以上、余計な事も含め、『髪質改善』について詳しく解説いたしました。
内容をまとめていきましょう。

まとめ

  • 『髪質改善』の手法は店舗によって異なる
  • 色々な種類の『髪質改善』がある
  • 多くは【酸】を使う
    『酸熱トリートメント』が主流
  • 【酸】などの成分が【架橋/結合】することで「ダメージケア」
    「質感の変化/艶感の向上」「持続性」が高い
  • 技術/理論が混沌としている為、
    店選びが超重要

ここまで、脅すように「髪質改善」に関する注意点や
デメリットも書いてしまいましたが、

これらは当店に来店されるお客様の多くが

  • 「試したてみたいけど、種類が色々でよく分からなくて迷う。」
  • 「髪質改善をやった友達が”すごく良い”って人と、”あんまり持たなかった”って人がいる。」
  • 「むしろ傷んだ。。」

というお悩みをお持ちだったからです。

【メーカー品】や【美容師】についても、
お伝えしたいことは

しっかりHPやSNSなどの発信内容を確認しよう!
発信内容を比べて精査しよう!

という事です。

なぜなら、

あなたの【髪の状態】と【施術内容】がばっちりハマれば、
【髪質改善】は

  • あなたの「髪の悩み」を解決して
  • あなたの毎朝のセットの苦労を【楽】にして
  • ツヤツヤ・サラサラの美髪を周囲に見せつける事ができる

など、最高のメリットを得ることが可能だからです。

そのためには、

信頼できる行きつけの美容師さんを見つけて、
一緒に先を見据えた髪質改善をしていくことが何より重要です

その為に、この記事がお役に立てれば幸いです。

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