雑記

一歩進んだ髪質改善トリートメント/ケラチントリートメントの”準”活性ケラチンの活用方法!

ブログを書く頻度がやる気とは関係ないと信じる髙橋です。

今年も無事、明けましておめでとう御座います。 無事?え?

 

*この記事は少し小難しくなります。すみません。。。

興味が無い場合こちらがおすすめです。>White Fox Hairの「髪質改善」の詳細!施術の流れ!!

 

前回の記事で、当店でのヘアケア/髪質改善のメイン成分となる”準”活性ケラチンの毛髪への有用性や希少性を説明させて頂きました。

今回はその活用方法についてなのですが、

この”準”というのがポイントでしてケラチントリートメントとして使う前の状態では

「活性」をしていないケラチンです。

 

というよりは「活性前」の状態になっているのですが、

ケラチンが「活性」しているという事は空気なんかとも反応して酸化してケラチン同士がくっついて(S-S結合)しまうのです。

するとせっかく毛髪内部に浸透できるサイズのケラチンも合体して大きくなり、浸透できなくなってしまいます。

 

「活性しているシステイン」は「反応性が高い」ので毛髪に浸透させる前段階ではケラチンのシステイン部分に「蓋」のようなものをつけて(スルホン化)、酸化しないようにしている状態が”準活性”の意味です。

トリートメント直前などに「活性」させて、毛髪内部にて「反応」してもうらうように調整して使います。

 

「蓋」の外し方ですが

1.「還元剤」(パーマ剤などの成分)で外して→「酸化」で結合。

2.活性ケラチン自体に含まれる微量の還元剤が約60℃以上の熱で活性化(直接還元)→「酸化」で結合。

3.「酸」で蓋を外す。調整が難しい。

上記を組み合わせて毛髪に結合してゆきます。

また、ここまでは主に「低分子活性ケラチン(主にイギリス産の方)」の使用方法ですが、

同社の「中分子活性ケラチン」は抽出方法の違いから、活用方法/特徴も一部違ってきます。

同様に「高分子活性ケラチン」も使用し、その他毛髪/ダメージにあわせて適材適所で材料を使ってヘアケアを行います。

ざっくりとまとめますと

・「低分子活性ケラチン」→毛髪内部深くに浸透、結合。

・「中分子活性ケラチン」→低分子では埋めきれないダメージホールの間を埋め、結合。

・「高分子活性ケラチン」→外部キューティクルの強化/保護、内部成分の蓋。

 

これらを還元剤などで「還元」、ドライヤー、アイロンなどで「熱」を使い蓋を外して活性化→「酸化」で毛髪と「結合」。髪の毛の一部に。といった流れで

毛髪の構成成分で毛髪をケア出来ます!!

ついでにパーマ、矯正などで内部に残留した還元剤にも反応させることで「残留還元剤」の反応を「終わらせる」こともできます。

次回は大まかな毛髪構造とそのダメージの影響について!についてざっくり小難しく。

関連>White Fox Hairの「髪質改善」の詳細!施術の流れ!!

 

それらに付随して還元剤とかアイロンとか酸化剤とか使ってトリートメントってダメージになるんじゃないの??ってところを説明していきたい気持ちであふれています。

あふれているうちに書きたいです。。。

 

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