- 髪をふわっとしたい
- 髪をサラサラにしたい
- 髪をツヤツヤにしたい
- 髪を健康にしたい
当店でも一番よく相談される内容です。
美容室で『髪質改善トリートメント』をするのもいいのですが、美容室でのケアと同様に
【ホームケア】は重要です。
なぜなら、
【サロンケア】はせいぜい1~3ヵ月に一度に対して
【ホームケア】は1~3ヵ月の間に
毎日(月に約29~90回ほど)行う事になります。
そのご自宅でいつもしている事が、
実は[髪を傷めている] としたら?
それが毎日蓄積しているとしたら?
- 髪がサラサラにならない…
- 艶が無い…
- 髪がヘタって元気が無い…
経験上、それらの原因を【ホームケア】で解消できる方はとても多いです。
この記事を参考に、
ご自身に当てはまるものが無いかチェックしてみてください!
WhiteFoxHair横浜は、
髪質改善を得意とする少しマニアックなヘアケア特化美容室です。
この記事では
日本とイギリスでの計20年以上の美容師キャリアと
これまで約36000件以上の多様な施術経験から学んだ知識で
【ホームケア】による
髪をサラサラ、ツヤツヤにする方法をお伝えします!
今後、もっと一つ一つ深堀した記事を上げていく予定ですが、
ここではまず
ホームケアの基本と、お客様がよくやりがちな
『髪を傷めるホームケア』を中心に解説いたします。
具体的には…
- コーミング
- お湯の温度
- シャンプー
- 半渇き、自然乾燥
- ドライヤー前後の保護剤
- ドヤイヤーのかけ方
- ヘアアイロンなど…
上記を理解して、
少し気を付けて頂ければそれだけでも
- 髪の広がりが収まりやすく
- 根元からフワっとしやすく
- クセがつきにくく
- 枝毛が予防でき
- サラサラになりやすく
- 艶が出やすく
なっていきます。
毎日の積み重ねが髪の状態を上げていきます!
積み重ねが大事です!ほんとに。
コーミング(ブラッシング)に気を付ける
コーミング=ブラッシングとは、クシやブラシで髪を梳かすことです。
【シャンプー前のコーミング】
髪の毛が乾いてる状態や、
ダメージが少ない場合は、パドルブラシなどで髪をとかすのは問題ありません。
しかし、
髪が濡れた状態や、
乾いている時でも、
髪の【引っ掛かり】【からまり】など、
ダメージを自覚しているときは
- 極力優しく
- 回数を少なめに
もしくは、無理に梳かさなくても良いでしょう。
なぜなら、濡れている時の髪の毛は
【ふやけて弱い状態】であり、
少しの摩擦でも【キューティクルが傷つきやすい状態】です。
また、ダメージヘアも同様に
【キューティクルが剥がれかかっている状態】
だったりするので、安易なコーミングですぐやられます…
キューティクルが剥がれると
艶が無くなって
手触りがガサガサになって
毛がひっかかるようになり
髪の内部の栄養が流出して
髪が細り、変形して
変なうねりが出てきます。
キューティクル 髪の命ですね。
普段から、カラーやパーマなど薬剤施術をしている方や、髪が濡れている時には
極力、無理なコーミングで毛をほどかないようにしましょう。
実はカラーやパーマですぐに髪が壊れるわけでありません。
イメージ的には
【薬剤施術】で
髪の繊維がモロくなる⇩
その後の【コーミング】などで
『物理的』に髪が壊れる。
ような感じです。
美容室だと【薬剤施術】直後でも
あまり『ダメージ』を感じなかったりしませんか?
仕上げにオイルなどを使っているせいもありますが、
ご自宅で
『美容院と同じ物』を使っても
『美容院のような手触りと艶』にならないことが多くありませんでしょうか?
なぜなら、
美容院で【薬剤施術】直後は
【ヒビが入って、壊れる直前】だからです。
その後の【コーミング】などで
髪が壊れるんです。
つまり、【薬剤施術】後のケア、
【ホームケア】が特に大事です。
濡れている時に毛が絡まる時は
トリートメントを少しなじませて、手グシで優しくほどいてください。
シャンプー前にブラッシングする時は
【引っ掛かり】【からまり】など、ダメージを自覚している場合のみ
流さないトリートメントを薄くなじませて、手グシである程度ほどいてからブラッシングしてみてください。
『コーミング』が原因でダメージしている方は結構多くて、
そういった場合は、上記を気を付けて頂くだけでも髪の状態が変わってきますよ。
熱いお湯に気を付ける
熱いお湯で髪の大切な脂質などが【洗浄】されて、パサつきやすくなります。
洗浄力はシャンプーでコントロールするのが吉です。
たとえば、『洗濯』と同じように
『水』は温度が高い方が【洗浄力】が高くなります。
温度はなるべくぬるま湯で(寒くない程度に)
『洗顔』より少し暖かめを目安に(35~37℃程度)すると良いかと思います。
『湯船に髪を浸ける』のもタブーで、
【つけ置き洗い】と同じになります。
洗顔も洗髪も、脂質による【本来の保護】を落としすぎないのが大切です。
気を付けてあげれば
乾燥によるパサつきやうねりをおさえて
脂質でキューティクルも守られて
【自然な艶】も出てきます。
洗浄力が強いシャンプーに気を付ける
上記の『熱いお湯』続いて、
適度な【脂質】は髪と頭皮にとって
- 防御膜であり
- 保湿剤であり
- 艶出し剤
になります。全て落しきるのはタブーです。
【強い洗浄力】はさっぱり感はありますが、
ギシギシの原因にもなり、
毛が絡む→鬼コーミング
キューティクル
「え?死んだんですけど?」
となりがちです。
それと、シャンプーは
「ヌルヌル」が「キュッキュ」するくらいまでを目安に
しっかり流しましょう。
シャンプー剤が少しでも髪に残っていると
少しでも濡れる度に(汗や湿気など)洗浄成分が動き出すことになります。
洗い上がりの質感が良くないと【売れない】のがシャンプー業界の現実ですが、
しつこく、しっかり流しましょう。
髪をツルツルさせるのは『トリートメント』の役割です。
『トリートメント』は根元や地肌には付けないよう注意しましょう。
根元付近は【生えてきたばかりの健康な毛】ですので
『トリートメント』は要りません。
それどころか、頭皮にはたいしては良くない成分もあります。
『トリートメント』も『シャンプー』も頭皮には残さず
しっかり流すことが大事です。
また、ワックスなど
『落ちずらいスタイリング剤』を使用している方は【シャンプーの洗浄力】も大事になります。
- 一度目のシャンプーは泡で【スタイリング剤を落とす】
- 二度目は頭皮を優しく洗う
など、二回に分けて洗うと良いです。
【自分の頭皮と髪に合った洗浄力】が大事な『シャンプー』ですが、
「これがおすすめ!」というのは実際の【髪】見てみない限り、
ここでのアドバイスは難しいですし、
お客様がドラッグストアで正しいシャンプーを選ぶのも難しいですよね…
しかし、
ドラッグストアで売られているものは
【洗浄力が強い】傾向にある
というのは確実に言えます。
シャンプーは大事なのですが、複雑です。
ここで詳しく説明すると長くなりすぎるので、
また別記事で【シャンプーを深堀】していきます。
髪のパサつきや艶が無さが気になる方は、
- 【予洗い(湯シャン)をしっかり】
- 【アミノ酸系など優しい洗浄力のシャンプーを選ぶ】
- 【シャンプー・トリートメントはしっかり流す】
この3つを意識していただけると、圧倒的に良い結果がでるでしょう。
半渇き、自然乾燥を絶対しない
髪は自然乾燥で繊維が乱れてクセがついて、パサつきの原因になります。
髪が濡れていると
柔らかくなったり、少しクセがダレたりしますよね?
それは、髪の毛の形を作る結合の1種に「水素結合」が関係しています。
「水素結合」は濡れると外れて、乾燥すると再結合します。
美容師はこれを利用して仕上げで形や艶を作ってます。
しかし、
髪は濡れているときは
【ふやけて脆く】なっていて、
髪の防御壁でもある
【キューティクルも開いている状態】になります。
乾いている時よりも【物理的に弱い状態】です。
乾燥しきらないまま寝ると、
『頭と枕との摩擦』で
キューティクルをゴリゴリに削っていたりします。(しかも毎日…)
また、
乾燥しないまま結んでまとめることにより、
結んだ場所の髪の繊維が変形してしまい
身に覚えのないクセを感じるようになったりします。
例えると、髪は羊毛(ウール)とよく似ています。
洗ったセーターを干し忘れて洗濯機に中に放置して乾かす…
縮んでシワクチャになりますよね?
……
また、水を含むと繊維が広がる性質もあり、その広がった面がほかの洋服などとぶつかって絡み合い、1つ1つ独立していた繊維がギュッとひとまとまりになって全体的に縮んでしまうんです。
たとえば、石鹸で髪を洗うとゴワゴワになったり、きちんと髪を乾かさずに寝るとひどい寝癖になったりしますよね?それと同じことがセーターでも起こっているというわけです。
濡れたキューティクルや、髪の繊維が乱れた状態で【乾燥=固定】されるというのは
- 寝癖がついて
- 絡みやすくなって
- 広がって
- 艶が出なくて
- 枝毛も増えて
- パサパサ
などの問題が毎日進行していきます。
毎日の積み重ねなので、【サロンで月一のケアなどを上回るダメージ】になる場合が多いです。
怖いんです…
「でも、ドライヤーで乾かしすぎると髪が乾燥するんじゃ…」
とご心配な方。
それは髪の【過乾燥=オーバードライ】といわれる症状なのですが、
確かに、乾かしすぎによる【オーバードライ】も心配ですよね?
しかし、
【自然乾燥】の方が【オーバードライ】のよりもダメージは大きいです。
なぜなら、【オーバードライ】による『髪のダメージ』は
【水分の飛ばしすぎ】ではなく、
【結合水】などの【髪の保湿成分】が失われているのが原因です。
実は、毛髪にとって大事な水分は
【脂質】や【結合水】が抱えるもので、
毛髪が吸収したり蒸発したりする水分は【自由水】と言って、髪の保湿とはまた別の水分です。
【結合水】は【自由水】とは違い
- 100℃以上でも蒸発しにくく、
- 0℃以下になっても凍りにくい
といった性質があります。
つまり、
【髪の保湿成分が失われている状態】であれば、
『自然乾燥』でも『ちゃんと乾かして』いても
髪は【過乾燥】された状態で仕上がります。
しかも、
【自然乾燥】の方が【結合水】は失われます。
頭皮に関しても、
自然乾燥で雑菌の繁殖しやすくなりますので、
「匂い」など色々な皮膚トラブルの温床になります。。
【濡れた髪】はそのままにせずに、
なるべく早く乾かしましょう。
自然乾燥
ダメ、絶対
ドライヤー前後に保護剤をつける
ドライヤー前に、
- 髪の脂質の変わりになる油分
- 髪を保湿する保湿成分
- 髪を摩擦と熱から保護する成分
を含む【流さないトリートメント】をつけてドライしましょう。
「流さないトリートメント」
略して「アウトバストリートメント/アウトバス」とも言われます。
様々なヘアケア剤があふれてますが、
一般的には【オイル系】の物が代表的ですね。
【ミルク系】でも【ミスト系】なんでもお好みで構いません。
(双方を重ねて使う方法もあります。)
【ご自身に合った物】を膨大な製品の中から、
一般のお客様が見極めるのは難しいかと思いますので
- メドウフォーム-δ-ラクトン
- γ-ドコサラクトン(エルカラクトン)
のどちらか、または双方を配合している物がおススメです。
どちらも植物の油由来で
- 熱保護
- バリア機能
- ダメージ補修
- 手触り改善
- 静電気防止
- 湿気に強くなる
などの良いこと尽くめの成分です。
上記の成分が、
成分表の『上から2段まで以内』に表記されているものを探してみてください。
油分や保湿剤は大抵の製品に入っていますのでここでは割愛させて頂きます。
成分表の表記は、配合が多い順で並んでいます。
上記成分が【有効濃度】入っている事を確認する為に『上から2段まで以内に表記』を確認します。
挙げられる記載法としては、下記の 4 つがあります(表①~③参照)。
- 全成分を配合量の多い順で記載する。
- 配合量の多い順に記載して、配合成分 1%以下は順不同で記載する。
- 着色剤以外の成分を配合量の多い順に記載し、その後に着色剤を順不同に記載する。
- 着色剤以外の成分を②に準じて記載した後、着色剤を順不同に記載する。
薬事法ドットコムより引用
その他、【アウトバスTR】を選ぶポイントとして
『ベタベタと重い』ものは避けて、
【軽いサラサラ】なものを選びましょう。
【重い系のアウトバスTR】はシャンプーで落としずらく、髪に残留するような作りの製品があるので注意が必要です。
*全ての【重い系アウトバス】に当てはまるわけではありません。
また、成分によっては【残留】が髪に効果的な場合もありますが、『パーマやカラーの邪魔』をしたりもします。
【重め質感】を出したいときは
- 【流すタイプのトリートメント】や
- 【スタイリング剤】など
で調整しましょう。
※しつこいようですが、【トリートメント】は
ヌルヌル感は残さずにしっかり流してください。
ヌルヌルを残しても、髪にたくさん付着するわけではなく、ただ余分についているだけです。
余分な残留は、
無駄なコストをかけて
【髪のダメージに繋がる可能性を作っている】ことになります。
また、【スタイリング剤】も同様に『残留』が髪を弱らせることに繋がるので、
しっかり落としましょう。
- 脂性肌で頭皮をしっかり洗いたい方
- ダメージやエイジング毛や細毛の方
- 毛先のカラーがすぐ抜けてしまう方
などは、
シャンプー前に
オイルを毛先や保護したい場所に軽くなじませてから
(手グシが通る程度)
シャンプーすると良いでしょう。
(既にスタイリング剤がついてる場合はそれで十分保護になります。)
ポイントはシャンプーの洗浄力から髪を保護する事です。
こうする事で、
- 強い洗浄が必要な方でも毛先を保護しながら頭皮に必要な洗浄を
- 洗浄力が優しいシャンプーを使っても、毛先がパサパサになりやすかったり、カラーの色がもたない方にも効果的に髪を保護する
ことが出来ます。
髪のパサつきやうねりの原因が
【髪の保護不足】の方は意外に多く、
これを習慣化するだけでサラサラに改善される方もいらっしゃいます。
ドヤイヤーのかけ方を気を付ける
毛髪は乾燥状態より濡れているときの方が「熱」にも弱いです。
乾燥状態では80℃~くらい、濡れているときは60℃~から影響が出始めます。
*濡れているときの方が「弱い」という事です!ここ大事!!
製品によりますが、ドライヤーの口付近は100℃~160℃になります。
乾かす際は髪から10cm以上は離して
「風が手に当たっていても熱すぎない」くらいの感覚で
「乾いたかな」+3~5分ドライを続けて”完全ドライ”を目指しましょう。
また、「水素結合」をうまく利用しましょう。
【水素結合】は濡れると外れて、乾燥すると再結合します。
これを利用して仕上げで【形】や【艶】を作ります。
つまり、
【髪に形がつくとき】は【完全にドライしたとき】に【形】がつきます。
少しでもドライが甘いと、残った水分が蒸発する時にせっかく作った結合を外してしまいます。
これが
「お家出たときはよかったのに、スタイル着いたら台無し…」
の原因です。
ダメージで毛髪が親水性になっていると、より【湿気の影響】が強くでます。
「艶」に関しても
手書きですいません(ノД`)
キューティクルに逆らわず、
キューティクルを寝かすように乾かせば、
光が真っすぐ反射して
- 【ツヤツヤ】になり
- 【栄養の流出】も抑えられます!
きれいに仕上げるコツですが
*髪は【完全に乾いたとき】に【形】がつきます
- 最初から「形を狙って、キューティクルを閉じる」を狙わず、
- 最初は「8割まで気軽にわしゃわしゃドライ」から
- 「~10割の間で形を作り、風を根元から毛先の方向に当てて」
キューティクルを閉じるのがコツです!
アイロンなどに気を付ける
ドライヤーの項目でも書きましたが、
【濡れている髪は弱い】です。
高熱のアイロンは必ず【完全ドライの状態】から始めないと簡単にダメージになります。
温度設定は120℃から150℃くらいを目安で
あまり低い温度でも【形】はつきませんが、
かといって何度も繰り返して【熱】を当てることは、より大きなダメージになります。
熱を当てながら強く引っ張るのもNGです。<低い温度で「形」が付かないので、やりがちな人多めです。
逆に、温度が高すぎると髪のタンパク質が「元に戻らない変性」をしてしまいます。
では、どう適温を見極めるか?ですが
ズバリ、
「手早く高温で成形」するのが理想です。
具体的には、
*ストレートにするときは
低めの温度(120℃)から試してください。
- 少し整えるイメージで軽くアイロンを通します。
- 1度目よりゆっくリアイロンを通します。
- 2度目よりややゆっくリアイロンを通します。
*同じ場所に3秒以上留めるとダメージになりやすいので、気を付けてください。
とどめて3秒を守りましょう。
3回スルーで上手く形がつかなかったら、一度別の所に移って、最初のアイロンした所の温度が冷めてからまたトライする!のが良いかと思います。
今日の朝が【3回スルー】で上手く形がつかなかったら、
次の日は温度を一段上げて、
また上手くいかなかったら、徐々に温度を上げていき、
【3回以内のアイロンスルーで上手く形がつく温度】を見つけましょう!
アイロン温度は高くても160℃を超えないように、
160℃で上手くいかなければ、アイロンを入れる毛束の厚みを薄くして見てください。
160℃以上にトライするのはその後で。
*コテでカールをつけるときは
低めの温度(120℃)から試してください。
- 髪をコテにまいて早めに3秒数えて放す。
*同じ場所に4秒以上留めるとダメージになりやすいので、
気を付けてください。とどめて3秒を守りましょう。
3秒で上手く形がつかなかったら、一度別の所に移って、最初の巻いた所の温度が冷めてからまたトライする。
今日の朝が【3秒アイロン】で上手く形がつかなかったら、
次の日は温度を一段上げて、
また上手くいかなかったら、徐々に温度を上げていき、
【3秒以内で上手く形がつく温度】を見つけましょう。
コテの温度は高くても160℃を超えないように、
160℃で上手くいかなければ、コテを入れる毛束の厚みを薄くして見る。
160℃以上にトライするのはその後で。
こんな感じでお願いします。
*アイロンの温度が150℃であってもその「熱」が髪に伝わって髪が150℃に達するにはラグがあります。
それを利用して、手早く髪の熱ダメージの限界に触れないように気を付けましょう。
【実際のプレートの表面温度】は
【表記より低い】製品も多いです。
プレートが空気にさらされて、
【熱が奪われる】ためです。
さらに、
プレートが髪にふれると髪に熱が奪われ、
さらに温度が下がります。
そして実際、毛髪に【熱性ストレス】がかかる温度として約65度から100度、
特に【70度~95度の繰り返しの乾燥熱温度】で【キューティクルの割れ現象】が急激な水分蒸発で円周方向の引張応力を多発して、もろい性質の毛小皮は亀裂をしょうじる。
といったデータがあります。
(事情により引用できませんが…)
つまりこれは低温アイロンで特に起こりがちで、
【110度以上、実温度ではアイロン設定では120度以上の設定】が
結果的にダメージを抑えることになるという事になります。
いつもアイロンでスタイリングしている方は、上記を気を付けて頂ければ
- 髪が硬くならず、柔らかいままで
- 【艶】を出しながら
- 時短でスタイリング
が可能になります!
毛をサラサラ、ツヤツヤにする方法!~基本編~まとめ
*コーミング
- ダメージ毛、細毛の方、薬剤施術後や髪が濡れてるときは無理にやらない。
- 毛が絡まる時はトリートメント(流さないトリートメントでも可)を
コーミング前になじませて、手グシで優しく!
*お湯の温度
- 温度はなるべくぬるま湯で(寒くない程度に)『洗顔』より少し暖かめを目安に(35~37℃程度)
- 湯船に髪を浸けない!
*シャンプー
- ダメージ毛、細毛の方、薬剤施術後は洗浄力が強いシャンプーは使わない。
- シャンプー後は「キュッキュ」するくらいまでを目安にしっかり流す。
- 頭皮の【皮脂】を全て落とさない!
*半渇き、自然乾燥
良いこと無し。ダメ。絶対。絶対ダメ。まじで。
濡れたらすぐに乾かす。
*ドライヤー前後の保護剤
- 必ず使う。『ベタベタと重い』ものは避けて、
なるべく【軽いサラサラ】なものを選ぶ。
*ドヤイヤーのかけ方
- ドライヤーを髪から10cm以上は離して
「風が手に当たっていても熱すぎない」くらいの感覚で - 「乾いたかな?」+3~5分ドライを続けて【完全ドライ】を目指す。
- 最初は8割まで気軽にわしゃわしゃドライ
8割乾いたら、形を整え、風を根元→毛先へ意識してキューティクルを寝かせる!
*ヘアアイロン
- 必ず「完全ドライの状態」から始める。
- 温度設定は120℃から150℃くらいを目安で、低い温度(120℃)から始める。
- ストレートアイロンの場合:
3回以内のアイロンスルーで上手く形がつく温度を見つける。(最大160℃) - コテの場合:
3秒以内で上手く形がつく温度を見つける。
同じ箇所を何度もやらない!別のサイドなどに移行して、最初の箇所が冷めてから戻る! - 強く引っ張たり、物理的ストレスを加えない!
ついでに
【ホームカラー】【ホームパーマ】に気を付ける!
ホームカラーやパーマの薬剤は、
【誰でも簡単に染める/かかる】ように作られている為、
美容室の薬剤よりも【強い】場合が多いです。
必ず「用法、容量」を守ってください…
面倒かもしれませんが、特に放置時間は厳守です!
できれば美容室が安全です…
以上、
- 髪がサラサラにならない…
- 艶が無い…
- 髪がヘタって元気が無い…
【ホームケア】の原因とその解消法を解説してみました。
心当たりがあれば、ぜひそれから気を付けてみてください。
これらを一つずつ改善していけば、
あなたの髪は
- ふわっと
- サラサラで
- ツヤツヤに
- 健康で扱いやすく
生まれ変わっていきます!
ご自宅のでの【ケア】はとても大事です。
【カウンセリング】などで【髪の履歴】など、(けっこう)しつこくお伺いする事かと思いますが、
どうぞ正直に、面倒くさがらずお付き合い頂ければ幸いです。
頑張ってキレイにしますので、
どうぞご協力宜しくお願い致します。